英語耳と記憶力 [外国語を覚える]
英語をはじめとする語学力が問われる時代となっています。
国際化が進む現在、ビジネスシーンにおいても語学力は
不可欠となりつつあります。
最近では、英語だけでなく中国語や韓国語の必要なビジネスシーン
も増えています。
また、企業自体のグローバル化、ボーダレス化によって
今後ますます外国語の需要が増えるでしょう。
就活や転職のアピールポイントとしての評価も高く、
即戦力としての扱いも少なくありません。
そんな語学力は記憶力と大きな関わりがあります。
まず基本的な部分として単語や熟語、決められた言い回し
といったものを覚える必要があります。
とくに単語は記憶力が大きくものを言います。
言語を把握する能力というと左脳が司っているイメージが
ありますが、それはあくまで母国語の場合。
外国語を身につける場合には右脳の活性化も不可欠です。
右脳は音の認識や情報を高速に処理する働きを持っています。
外国語を身につけるためには耳慣れない言葉を
「音」としてしっかり聞き取ることです。
「英語耳」などという言葉を聞いたことはないでしょうか?
例を挙げれば、英語を聞き取る場合に「英語⇒日本語」
として理解するのではなく「英語=英語」として理解するのが
右脳を使った認識です。
そのためには、1度に聞き取った情報をすばやく処理する
必要があります。
それはそのまま記憶力と直接関わるものです。
このように、語学力と記憶力との間には密接な関わりがあります。
極端な話、語学力を高めるためにはまず記憶力を高めることが
ポイントになるのです。
外国語を勉強する際にはぜひとも踏まえておきたい
ポイントとなるでしょう。